2011年夏休みPart3 Arcoiris西伊豆漫遊
2011年08月10日 式根〜下田  南西風力3 25.6マイル
2011年08月11日 下田〜宇久須  南西風力4 28.9マイル
2011年08月12日 宇久須〜沼津〜重須  南西風力3 22.5マイル
2011年08月13日 重須〜土肥〜仁科  南西風力1 24.0マイル

恒例Arcoiris夏クルージング、今年は西伊豆をまわる。私は希望号で水先案内をするべく下田で合流。テーマは「西伊豆の美味いもの」でした 

お世話になったUFOは一足先に下田に出発。「南西がそこそこ吹きそうだからあっという間に着くでしょうね!」と言いながら送り出しました

考えてみればわかること、南下するときに味方になってくれた黒潮は北上するときには邪魔になる。4-5mの西風に恵まれながらなかなか船足が伸びない 
航跡だけ見ていれば快調に走っていたが26マイルの行程を6時間もかかってしまった 

1000ころに入ったIMAIさんからの電話ではArcoirisはもうサンバード桟橋に着いている。伊東から20マイル、いったい何時に出たんだ?

希望号が横抱きしたとき、誰もいないと思ったらIMAIさんはキャビンで汗まみれ、意識不明で干からびていた(声をかけても全く反応がないので本当に死んでいると思った)
干からびた先輩を残して昭和湯で生き返る

いつからか知らないが湯船の上の富士山の絵が無くなっている。黴で黒ずんでいた壁も天井もきれいになっている

路では名所旧跡の案内看板が新しくなっていたり。下田も観光客誘致にいろいろ努力しているようだ
風呂上り、明るいうちから連れ立って大衆料亭「こながや」へ 。大将は太鼓祭りを控えて花吹雪のダボシャツできめている。正直街で前から歩いてきたら目をそらすと思う…

突き出しは下田産マグロの赤身。60kgの大物だって。一回も凍らせていないせいだろうか、モチモチしっとりした感触。添えているのはもちろん生わさび。これを冷えたビールでパクッといただく
このサザエも我々のために仕入れてくれたそうだ

左が身の刺身、こりこりした磯の味。絶対に東京の居酒屋で食えない新鮮さ。いやいや、そこらの寿司屋でも無理だろう

そして右がキモ。濃さ、苦味、香り、日本酒が欲しくなるなぁ。大将の心意気がこもっています 
 「ほら、HIRATUSKA食えよ」

イサキは塩焼きと刺身。どちらをオーダーするか選ぶことなど出来ず両方造ってもらった
前述の地マグロ、突き出しだけではこと足りずお刺身として再オーダー 
「こながや」ではしめを食べる余裕を残しておきたい

ラーメンはシンプルな魚ダシだが 海苔の香りがたまらない

前述のマグロも白ご飯で食べたかった。カレーライスも食べたかった。麺が一玉しかなかったので半ラーメンになったのだがそれでもこれ以上は手が出なかった

2011/08/11 0530

下田の朝は雲が山に迫りベタなぎの穏やかさ

昨日「小木曽」で買ってきた鯵の干物で朝ごはん、IMAIさんが作りました。フライパンで焼いた干物は中身がしっとりしていて思いがけず美味

0800 下田出航 
「ともかく先に行って案内しろー」26Cで31Cを先導するなんて…

真西の風、メインは上げていても全く役に立たない機帆走。しかも強い逆潮で艇速は時に2ノットを下回る。ひたすら我慢で石廊崎へのプロパーコースをひく

そんな中Arcoirisはジブをあげてセーリングしている。うわー岸と沖を行ったりきたりしてるぞー
石廊崎手前から波風ともに上がってきた。既にまっすぐに西へは走れない

1040 少しでも早く駿河湾に入って東へ流れる潮流から抜け出したい!何度かタックを試み大瀬崎をクリアするラインを狙う 

頭からスプレーをかぶりびしょびしょになりながら三回目のトライで北上できるコースに乗ることが出来た。これでセーリングが出来る!
1145 妻良沖

波はだいぶおさまった。風も南西に回ってきているので一番カッ飛んでいるときの写真

たぶんここら辺が一番風速が上がってきていたころだと思う。アドレナリンが出まくっている

後方にArcoirisのセールが見える

1330 宇久須着

大王の指定席に泊めさせていただきました。遠近法も手伝って いるが三本のマストがきれいに並ぶ

腹減ったー!
二週間くらい前にbiroに頼んで「まきば」を予約していた

biroはここの若旦那様であり西伊豆*HOT☆NEWS♪ #izuのプロデュース担当 「今晩は美味いもの食わせろー」とリクエストしてある。夏休み始まって6日目、ここら辺で畳、布団、クーラーが嬉しい

港からわずか5分の距離だが…全てを焼き尽くすかのような日差しにヘロヘロドロドロ
 「藪誠」に行ったが定休日だった!!

「三共食堂」へ変更。「まきば」のおばさん(おそらくBiroのお母さん?)が「うちのご飯は豪勢だからお昼食べ過ぎないでね」

冷たいビールに小鯵寿司10貫とイカ刺しを5人で食べる。
お風呂にゆっくり浸かりクーラーの効いた部屋で涼しくお昼寝


凶暴な日差しが少し和らいでから船に戻ってビミニの修繕。今日の西風で思いっきり手をついてしまいハトメごと破れた

これ治すのけっこう大変 
見た目は悪いが強引に治す

ともかくセール糸で縫い繋いで形成し、端には雑索を入れて補強。新しいハトメの周囲もぐるっと縫いこんだ

たぶん元以上に強化されたと思う 
修繕のあとの帰り道では落ちていく夏の日、海面に長く反射する

この日の夕日は実に見事だったという。雲がかかっているのでどうせダメだろうと思っていた私は夕飯に夢中になって夕日のことはすっかり忘れていた 
迫力の舟盛り!

真ん中にでっかい金目が一匹どーん!ダルマイカ、甘エビ、鯵、マグロが周りを取り巻く。竜宮城みたいだ

金目は甘辛の煮つけで食うもんだと思っていたが刺身がこんなに美味いとは思わなかった。モチモチだし味もしっかり。くせが全くない鰹みたいだ

握り寿司も5貫ずつ出た
煮魚もあった。なんだろう?イシモチ?揚げて甘酸っぱいタレで煮付けている。寿司が食いきれなくてもこの煮魚で白飯を食べてしまった。もちろんタレはたっぷりかけた

猪の陶板焼き、サザエのつぼ焼き、ワカメの酢の物 、茄子の煮浸し、トコロテン。昼はしっかりセーブしたけど食いきれなかった。さすがだ!
1930 部屋で一杯飲んだら止め、白いシーツに布団が猛烈に恋しく意識が落ちていく…そこへ携帯が…遠くから…聞こえる

ロビーには仕事を終えたbiroといずラ。ジビーが語る宇久須、仁科の美味い店の話で盛り上がる。二人の話す店をほとんど知っていたのが嬉しかった

biroはお茶を飲んで話に付き合いこのあといずラを送って行ったらしい
1230 部屋に上がっていく

南西の風をたっぷり楽しんだつわものたちはすでに夢の中

2011年08月12日 0800
biroからもらったお土産、凍ったマッコリを積み込んで出発。シャーベット状で飲むのがお勧めだそうだ。これやっぱり業務用大型冷凍庫の技だと思う

朝ごはんも美味しかった。期せずして二日続きの鯵の干物だったが夢中で食べた

風は南西だが穏やかになり機帆走で大瀬崎に上って行く。YAMATOがArcoirisから残した写真 
大瀬崎のあたりから風が上がり二杯揃ってセーリング。この条件ではさすがArcoiris速い!

そのまま沼津へ。重須に入る前に魚市場で昼飯を食っていくことにしている。彼らには「赤白の電波塔を目指してくれ」と伝えてある 

31Ftならびゅおのギロチン大丈夫だよな、と思いながら一応Happy Childに電話で確認「EXでしょ?だいじょーぶだいじょーぶー」余計不安になった
 「にしよ」へまっしぐら

これこれ、生シラスと生桜海老。これでのどをグーと潤す、YAMATOとカンパーイ。今日も暑いもんね。

IMAIさんはわれ関せず。つまみはいらない、いきなり焼酎をのんでいる。KOSHIISHIさんは4日間の紫外線で目をやられたらしく涙を流しながら黙々と海鮮丼を食べる。店のおばさん???な顔をしていた
 YAMATOと私はノーマルにキスフライとアジフライ定食。ごはんは後から。このこげ茶色に染まったコロモが「にしよ流」香ばしい!キャベツにもソースをたっぷりかけていただく。クルージング中はどうしても生野菜が不足する

YAMATOとビールを追加する。IMAIさんは相変わらず焼酎を飲んでいる
 「重須までセーリングで競争しようぜー」IMAIさんの挑発

ここで迷走するArcoiris。沼津を出てなぜか大瀬崎のほうに走っていく??近寄ったら急に東に走り始めグングン先行していった
 
 震災後いろいろなドラマがありSANTAさんが平日の休みに変わった。したがって合流するのは久しぶり

風呂上り、ROKOさんが着てきたTシャツが…ついにその路線に走ったか!

オリジナルデザイン、世界でひとつだけのTシャツ。よく見れば下にはOMOSUの白抜きロゴが
今日はどんたくさんが道産熊肉を仕入れたので食おうということになっていた。コクピットにテーブルを設けて炭火で焼く

ArcoirisもTERAさん、HAYASHIDAさん、KOYAMAさんが合流するので西伊豆のどこかで乗り込むより交通の便が良かった 

この三人はここから西伊豆を南下して相模湾を渡るコースになる
しかし…

IMAIさんの様子がおかしい。壊れたテープレコーダーのごとく同じフレーズをひたすら繰り返す…動作も緩慢になってきた。それでも酒を手放さないのがIMAIさんだ

明らかに昼間から飲み続けた焼酎で脳機能が乳幼児並みになっている。案の定翌日聞いてみたらなんにも覚えていなかった 
こうなるとKOYAMAさんの出番だ。たとえ地球が滅びるその瞬間になっても周りの人々を幸せにする笑顔がKOYAMAさんの武器

とはいえArcoiris軍団はこの後まもなく壊れたキャプテンを引きずり弁天桟橋に戻っていった

その後もArcoirisで延々と飲み続けたところはさすがわが先輩達である 

 

2011年08月13日

ついにまったく風がなくなる。ベタなぎの中今日は仁科を目指す

Arcoirisと走るときにペースをあわせようと考えるのが間違いだとやっと気がついた。水先案内を意識しないでHope3の走りやすいように行けばそのうち合流する。どうせ岸伝い、ましてや今日はナビゲーターTERAさんも乗っている 
昼飯はあまり考えずに土肥入港とした。燃料ポリタンクがひとつ空になっているので買いに行くのにも都合いい

ところが!親父さんが入院ししばらくラーメン屋さんになっていた「千歳寿司」が再開している!思いがけない幸運に私は小躍りする 

もちろんオーダーは海鮮丼。3年ぶりだ!
ビールの突き出しの塩辛も前のまま。新鮮なだるまイカ に塩だけでなじませたワタはあっさりしっとり、爽やかですらある

みんな黙々と食べる。魚が美味いだけじゃない、酢飯も美味い!TERAさんは太刀魚の刺身がいたく気に入っていた

IMAIさんは今日もメインは焼酎
   
 仁科にて一応風呂のリクエストを聞く。しかし堂ヶ島も見せたかったので「清流」へ誘導する。15分歩くけどね

残念ながらトンボロは開いていなかったが三四郎島を眺めて露天風呂でゆっくり

カッティングで加工した構図。載せられるぎりぎりの写真です
風呂上りさっぱりしたところで船を泊めてある漁港を通り過ぎ「どこまで歩くんだ!」という怒声を無視し喜久屋まで歩く

奥座敷に始めて上がった。取り急ぎ山賊焼き3つ!いやいややっぱり2つ! 
人数が多いと小鉢も多い。やれ食えほれ食え!と出てきた。らっきょ、えだまめ、ポテトサラダ、きんぴら、ワカメ、ずらっと並ぶ

らっきょうは初めて。江戸ムラサキ瓶詰めとはワケが違う。ほとんどネギの辛味に微かな酸味がビールをすすめる 
塩鰹うどんはArcoirisの猛者たちにもうけた。山賊焼きとあわせて東京で口コミを広めてくれるだろうか?

そしてお初のイカ墨ラーメン、魚出汁に磯のりが良く合う。あれ?下田でもこんな味を食ったかな?でも麺はまっ黒で歯ごたえもある
写真には残っていなかったが今日もいずラが来てくれた。今週3回目だ。餃子までおごってもらっちゃった

「わたしはー あんたのー 恋人じゃーないよー」 byいずラ

大量のお土産付き!なかなか西いずラストラップは手に入りません(真ん中のちっちゃいやつ)商工会の倉庫から盗んできてくれたそうだ 
   
この写真のテーマは朝早く手をつなぎ散歩する母娘ではない

実はTSUCHIYA米店では氷も扱っていた。早朝から一貫目x三個を配達してくれるいずラ

あっ お金払っていない!
飲みまくり食いまくって狼藉の限りを尽くしたArcoirisは下田に向かって帰っていった

ではまた近いうちに!